どんどん読み進める(さかのぼる)タック・シリーズ。
これってタックが一応主役なんやー。
性格的なところからどうもタカチの方がスポットを
あびてるけど。。
さかのぼって読んでいるので、あーこれは次回作への
伏線やなあとかいうところがたくさんあった。
だからこそ順番に読むほうがってことなんやろうけど、
まあさかのぼって読んでも十分面白い。
シリーズどれも登場人物(特にボアン先輩とタカチ)の
軽妙なやり取りはなかなか面白いと思うけど、
ミステリーとしての評価は今回がピカイチかなあ。
二転三転した挙句、最後はほんとに背筋がゾクッときた。
解説の人も書いてたけど、やっぱり人間的に一番
支持したいのはボアン先輩だねえ。
愛すべきキャラだ。
「仔羊たちの聖夜」
西澤 保彦
角川文庫
★★★★★(5点満点)
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[読書] 仔羊たちの聖夜
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